冷静と情熱の間

札幌のブックオフで2冊並んでいるのを見て、購入。

名前はどこかで聞いたことがあるけど、辻仁成江國香織が書いているとは知らなかった。
表紙がちょっと厨二っぽいけど、色使いが良い。



冷静と情熱のあいだ Rosso (角川文庫)

冷静と情熱のあいだ Rosso (角川文庫)

冷静と情熱のあいだ―Blu (角川文庫)

冷静と情熱のあいだ―Blu (角川文庫)



江國香織さんが書いたRossoがアオイという女性の視点で、辻仁成さんが書いたBluがジュンセイという男性の視点で、それぞれ描かれる。Wikipediaによると、1997年〜1999年にかけて『月刊カドカワ』において連載されてたとのこと。先に江國香織が1章書き、その次に辻仁成が1章書き・・という交互連載の形で。こんなパターンがあるのか。



はじめにRossoを読んで、読み終わって辛くて「お・・おお・・」ってなった。JR白石駅の近くのモスバーガーで割と大きめのヒップホップのBGMを聞きながら顔を手で覆って「つら・・・」って思った。


けど先日東京の友達んちのベッドに寝転がりながらBluを読み終わって、とてもハッピーな気持ちになった。ハッピーすぎてすぐに江國香織を読み返した。



愛の一つの形を読んで、すごく素敵だと思った。

文体は、普段読み慣れていないから読みにくかった。

宗教画に興味がある時期だったので、そこは興味深かった。ミラノやフィレンツェの宗教建築も自分の目で見て見たいと思った。なんならヨーロッパ住みたい・・ヨーロッパで学生やりたい・・・・