スタンドバイミー

11.スタンドバイミー

評価 ★★★★★




この映画の題名はスタンドバイミーでしかあり得ないと思った。

12歳、中学に入る直前の冒険の記憶とは、かくも愛おしいのか。
何度も死にかけた冒険でも、生きるとはおよそそういうことだろう。

自分の小学時代を思い出した。
こんな愛すべき馬鹿げた思い出いっぱいで死にたいって思った。




以下ネタバレ




好きなシーンは、クリスが泣くシーン、主人公が泣くシーン。
誰にも言えない弱みを見せれる友の存在が、よりどころのない彼らにいかに大きかったか!

子どもはこうして成長するのだと思った。


鹿のシーンもよかった。
なぜそれを誰にも言わなかったか・・・わからないけど、わかる。
自分だけの、本当に自分だけがずっと忘れなければいいっていう思い出が、欲しくなるんだ。



スタンドバイミー。君がいれば怖くない。

恋人ではなくて、友達だから、素晴らしい。