さおだけ屋はなぜ潰れないのか?

数年前に買って、ずっと本棚に眠ってた。
会計というとっつきにくい分野だけど、興味深く、さくさく読めました。

経営学部でしばしば耳にしてきた単語が、豊富な実例とともに解説されてて面白かった。
機会費用
キャッシュフロー
連結会計

などなど・・
必ずしも単語自体を覚えなくても、概念としてスッと頭に入って来るので、
会計にまったくなじみの無い人でも面白いと思う。




以下印象的だった点。

・節約は絶対額で考える。
→100円か150円かで悩むよりも、100万円か101万円かで悩むべきである。

1000円以下の選択はできるだけ素早く意思決定することを心がけてるけど、
根拠の一つとして有用な考え方だと思った。

・数字のセンスを磨く
これまでなんとなしに心がけてきた、量的数値で分析することを整理された。

どこの数値に着目すべきか、
どんな比較をすべきか、
その数値の背景にある事実は何か、

といったことを、今後もいっそう心がけて行きたい。
数値に基づく意思決定は、やはり精度が高いように思う。