人生がときめく片づけの魔法


前回の記事に引き続き、片付けやライフスタイルについて。
わたしのウチには、なんにもない1~4巻 - 佐々木メモ




人生がときめく片づけの魔法

人生がときめく片づけの魔法



ベストセラー・・・なのかどうかはわからないけど、最近の片付け本の中では鉄板。
10年以上前になると、片付けといえば収納術に代表されるように「いかに多くの物を整然と収納できるか」が主眼となっていたが、断捨離とか、フランス人は服を10着しか持たないとか、最近は「良いものを少し」に変わってきているとのことで、その流れを汲んだ片付け本。



・概要(うろ覚えなので枝葉は違うかもしれません)
片付けに大事なのは「物の定位置を決める」「いっきに終わらせる」
物を捨てるかどうかは「手にとってときめくかどうかで考える」
家やものに感謝する。
その他、片付けのスキルなど。


・感想
面白かったし、実用的でもある。「いっきにやるといっきにリバウンドする」といった定説に対して、筆者のこんまりさんが経験からくる不思議な説得力で反論し、持論を展開していく。こんまりさんが神社とかもお好きで、割とスピリチュアルな話も出てくるけど、たぶん本気でそう思っているんだろうなってわかるから、なぜか納得してしまう。し、自分もなんとなく「自分の周りの物に感謝せねば・・・」と思うに至ってしまった。

捨てる順番とか、掃除の手順に関しても
「なんでかって言われたら、これは私の経験からくるものなので、なんでとは言えないけど、けれどなぜかこれだとうまくいくんです!!」
といった表現をされていて、なんか、無理にもっともらしいことを言われるよりもかえって
「お、おう!ならしょうがないな!そうなんだろうな!」
って思います。


・行動の変化家に人がいなくてもただいまっていうようになった。
帰ったらカバンの中身を全部一旦出すようになった。
その他、片付けに対するモチベーションアップ。