モダン・メンズウェア ディオールオムからマークジェイコブスまで
メンズブランドのデザイナーの紹介や、インタビューや、プロダクト紹介の書籍。写真集的な。
モダン・メンズウェア ディオールオムからマークジェイコブスまで (P-Vine BOOks)
- 作者: ハイウェル・デイヴィス,堂田和美
- 出版社/メーカー: スペースシャワーネットワーク
- 発売日: 2008/10/04
- メディア: 単行本
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・手に取った経緯
「物を減らして良いものをもつ」ことに最近意識が向いているが、果たして良いものとは?いわゆるブランドとはなぜ良いのか?といったことに興味を持ったため。結論から言うとあまり参考にはならなかった。
・感想
08年発行の書籍だけど、2015年の今から見ても明らかに奇抜。理解できないものも多いけど、「これいいな、好きだな」て思ったものもいくつかある。
それにしても、クリエイターとかデザイナーというのはまじで理解できない部分が多い。実用的な商財としての「服」が表現の場とはなっているが、やっていることは画家や彫刻家と変わらないんだなぁと思った。
ただ、この本にあるほとんどのプロダクトが「芸術家の作品」であるのに対し、市場に出回っている多くは「身にまとう商品」であり、これは異なるものだろうと思う。作品レベルにまで昇華された商品を身にまといたい人ももちろんいるだろうが、自分の場合はあくまで服は服だなーと思った。
・良い服とは
自分の場合は、あまり物をもつことに対する快感というか、所有欲みたいなのがない。一番自分に似合う服が一番良い服だとすら思ってる。
似合う、着心地が良い、着ていて良い気分になる、ときめく(笑)といった観点から、自分に合う服探しはずっと続くんだろうなぁと思う。