上品な人、下品な人
ブックオフで300円で買ったけど同じ本が100円の棚にもあった。
- 作者: 山崎武也
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2005/12/01
- メディア: 新書
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全体的に「こんな下品な人はいやだ」ってエピソードを紹介して、我が振り直せで「しないようにしましょうね」っていう本。
今はまだ若いから大目に見られることもあるかもしれないけど、下品な中高年男性にはなりたくないので、気をつけようと思う。
本書の中から特に心がけるべきところを抜粋
・騒々しく食事をしない
・人をジロジロ見ない
・団体でも行儀よく
・年下にも威儀を正す
・若者に説教をしない
『若者』からの卒業
気づけば23歳で、法的にも社会的にもまぎれもなく大人である。青年ではあるがもはや少年ではない。
生まれてこのかた縦社会に属したことがほとんどないため、「後輩」との付き合い方には不慣れである。が、今宿泊している宿でも、旅行経験やら就活経験やらで、自分より年下の人に話をさせてもらう機会が稀に出てきた。
10代の、ひたすら上を見て、話を聞いて、吸収してきた立場から、少しは還元できる立場になったということだろうか。
ここで、「自分が嫌いだった年上」にならないために、若者と話すときに気をつけたいことを整理しておく。
・聞かれてもないのに自分の過去を語らない。
・自分が語りたいことよりも、相手が聞きたいことを話す。
・何か話すときは、聞いている人の様子や心情を随時観察する。
・内心にも見下さない。自分から見たら可愛らしい悩みでも、本人は真剣なので感情移入する。
・一人前の人間として敬意を払う。
・不用意に否定しない。
悩み相談を受けるのは難しい。言っていることは頭では理解できるけど、感情レベルでの理解や共感が追いつかない。小さい頃から言われていた「相手の立場になる」は、もっと磨きたい。