いま、会いにゆきます

こちらも10年ぶりに再読。言わずと知れたベストセラー。


いま、会いにゆきます

いま、会いにゆきます


おそらく、14歳の佐々木少年は生まれて初めて本を読んで泣いた。

自分の読書体験でも革命的な一冊である。
そして10年ぶりに読んで、またぐっときた。多分10年後に読んでもまた泣いてしまう。というか恥を恐れずいうなら、泣ける自分でありたい。


大切な人とは。
死とは。
愛するとは。
ささやかな幸せとは。
家族とは。




面白い本、文章が美しい本は数あれど、心に響きかける本というのは相性の問題もありなかなか出会えない。

読書は学びであると同時に、映画にも旅にも決して劣らない極上のエンターテインメントであると思い知らされた。