一流の人はなぜそこまで、見た目にこだわるのか?

コンディションの人と同著者。
このシリーズは俣野さんと誰かの共著ってパターンだけど、おそらくもう一人の人がその本のテーマの専門家だからか、知識についても断定的な言い方をしている印象。


一流の人はなぜそこまで、見た目にこだわるのか?~仕事力を常に120%引き出すイメージ戦略~

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知りたかったこと

・見た目において何をチェックすべきか。
・どうやってチェックし、どうやって磨くか。
・年齢と金銭的なバランスはどうとるか。



本書の流れ

1 生まれつきの見た目
2 姿勢について
3 表情と会話について
4 言葉遣いについて
5 服装について



感想

かなり実践的で、具体的。心構えとか基本というよりは、「今すぐどう行動するか」を重視されている。
ウェイトとしては服装については軽く、姿勢や表情について多く扱っている。

コンディションの話では、健康という目に見えない部分を扱うから、信用するかどうかは難しい問題だった。が、見た目については外部から一見してわかるところで、自分の価値観や美意識に従えばよいため、取り組みやすいように思う。

一読するというよりは、手元に置いてチェックしたり、心がけていくのに適しているように思う。ただし、その基準として本書を採用する必然性はないため、これを一読したのちでもっと自分に合う書籍があれば、それを基準として見た目を磨いていくのでもよいかと思う。




姿勢について
直立不動の仁王立ちよりも、片足重心のほうが美しいという。TPOですね。
鏡で服装をチェックするだけでなく、立ち姿についてもチェックするといい。確かに姿勢がいいというのはそれだけで財産になる。

歩き方で気をつけるのは以下。
・視点を定める
・人に近づくときにまばたきをひかえる
・かかとから着地する
・ひじ以下を振りすぎず。
・ひざを曲げすぎず。
・歩幅を大きめに。足の付け根で歩く感覚
・胸を張るよりは肩甲骨を寄せるイメージ



表情について

笑顔は自然に出るのみでなく、意識的に作れるようにしておくべき。口角に頼らず目尻も。目をそらすのは場合によって失礼にあたるし、じっと見るのも失礼にあたる。基本的には相手のスタンス(目を見るタイプか、そらすタイプか)に合わせる。




根本にあるのが「人に見られている」意識を持ち、意識的に振る舞うことかと思う。