思考の整理学

多分大学はいってすぐくらいに生協の売り文句に煽られて買って、ちょっと読んでやめて、5年ぶりくらいにやっと読んだ本。思考の整理学 (ちくま文庫)作者: 外山滋比古出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1986/04/24メディア: 文庫購入: 91人 クリック: 844回こ…

英語舌のつくりかた

北海道大学の図書館を見学したときに、英語自習ブースとかいうのがあって、そこにあったから読んだ本。発音についてだけど、面白かった。 英語舌のつくり方 ――じつはネイティブはこう発音していた! (CD book)作者: 野中泉出版社/メーカー: 研究社発売日: 200…

あのとき始まったことのすべて

最高。 最高に優しくて、希望に満ちていて、やっぱりすごく好き。 あのとき始まったことのすべて (角川文庫)作者: 中村航出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2012/06/22メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブロ…

なぜ日本人は、こんなに働いているのにお金持ちになれないのか?

タイトルと表紙のデザインが好き。内容は、まぁ・・うーん、ちょっとおもしろいけど、タイトル負けしてる感はある。 なぜ日本人は、こんなに働いているのにお金持ちになれないのか? _21世紀のつながり資本論作者: 渡邉賢太郎出版社/メーカー: いろは出版発売…

読書の技法

・概要 元外務官の筆者が、本人の読書の技法を紹介する。 「どう読むか」「何を読むか」「いつどこで読むか」のわかりやすい3章で構成されていて、ハードだが正攻法ともいうべき読書の技法に触れることができる。超入門とうたっているが、ほとんどの人には真…

あらすじとイラストでわかる哲学/図説世界を変えた50の哲学

以前から興味があった「哲学」について。 どこから手をつけていいのかわからなかったので、俯瞰した入門書を。面白かったけど、疲れる。哲学は読むのに、理解するのに、時間がかかるし、疲れる。 あらすじとイラストでわかる哲学―古代ギリシア哲学から現代思…

スッキリわかるJava入門 第2版

誰もが絶賛するjava入門の良書。 スッキリわかるJava入門 第2版 (スッキリシリーズ)作者: 中山清喬,国本大悟出版社/メーカー: インプレス発売日: 2014/08/07メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (19件) を見る オブジェクト指向の前までし…

英語学習法について、3冊

1冊目英語で学べば英語はできる―“和訳で遠回りしない"英語習得の絶対ルール!英語で学べば英語はできる―“和訳で遠回りしない"英語習得の絶対ルール!作者: 西ジェームス出版社/メーカー: 国際語学社発売日: 2012/10/30メディア: 単行本 クリック: 1回この商品…

「自己啓発病」社会

2010年、受験勉強から解放され、生まれて初めて知的好奇心に従って書店の本を眺めた時、既にあまりにも多くの”ビジネス書”や”自己啓発本”があった。今でも書店に行くたびに、その量やラインナップの更新スピードに少し引く。この社会がどうやって生まれたの…

モダン・メンズウェア ディオールオムからマークジェイコブスまで

メンズブランドのデザイナーの紹介や、インタビューや、プロダクト紹介の書籍。写真集的な。 モダン・メンズウェア ディオールオムからマークジェイコブスまで (P-Vine BOOks)作者: ハイウェル・デイヴィス,堂田和美出版社/メーカー: スペースシャワーネット…

人生がときめく片づけの魔法

前回の記事に引き続き、片付けやライフスタイルについて。 わたしのウチには、なんにもない1~4巻 - 佐々木メモ 人生がときめく片づけの魔法作者: 近藤麻理恵出版社/メーカー: サンマーク出版発売日: 2010/12/27メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 36人 …

わたしのウチには、なんにもない1~4巻

物を捨てたい病の筆者「ゆるりまい」さんのコミックエッセイ。汚部屋出身の筆者があるとき開眼し、日々ものを捨てる上でのK点超え(※)を更新していく。爽快なまでに何もない。(※)K点とは、スキーのジャンプ台の建築基準点のこと。これを超えると着地が危険に…

シットコムで笑え

シットコムとは「situation comedy」のことで、海外に多いコメディドラマの一形態である。「フルハウス」や「フレンズ」がその代表で、スタッフの大げさな笑い声が入るのが特徴・・と認識している。 本書はこのシットコム(拡張すると海外ドラマ)を利用して…

城の崎にて

城崎に行くから読んだ。 暗くなってしまった。良さはわからない。生と死について考えられていることはわかった。生物は偶然生きていて、偶然死ぬ。村上春樹みたいなことを言うなぁと思った。 【小僧の神様】は粋だなぁと思った。 かっこよく生きる為には、実…

夢をかなえるゾウ

好き:9/10小説として最後のところが面白かった。 巧みであるし、心がほっこりした。内容について、知ってるところも多かったが、 ためになるところも多かった。まず、行動に重きを置いている点。 いかなる本を読んで、読書をして、セミナーに行って、人と話…

君たちはどう生きるか

どう生きるかへの回答ができない。 どう生きたいか、考えたい。 【概要】 中学生のコペルくんが、日々の出来事や叔父さんとの対話の中で どう生きるべきかを探求していく。 【感想】 30年以上前の書籍だが、人の本質的な在り方とか、悩みとかは大して変わら…

アルケミスト

久しぶりに再読、その後友達にあげてしまった。 今までに3回買って、3回とも誰かにあげたから、また手元にはない。 【概要】 羊飼いの少年が、夢の啓示に従って旅をする。 その道程で彼自身の人生にとって大切な事は何かを探しにいく。 【感想】 初めて読ん…

さおだけ屋はなぜ潰れないのか?

数年前に買って、ずっと本棚に眠ってた。 会計というとっつきにくい分野だけど、興味深く、さくさく読めました。経営学部でしばしば耳にしてきた単語が、豊富な実例とともに解説されてて面白かった。 ・機会費用 ・キャッシュフロー ・連結会計などなど・・ …

入社一年目の教科書

友人に借りたけど、読みやすくてすぐ読めた。 全体を通じて「それがあなたの成長を加速するのです」みたいに、 成長=絶対的真みたいになってたのが少し癪に触った。これは作者がそう信じているのか、それとも商業的にそのようなスタンスをとってるだけなの…

金持ち父さん貧乏父さん、ユダヤ人大富豪の教え、集客は地域のお客様からはじめよう

・金持ち父さん貧乏父さん面白かった。 投資について考えるきっかけになった本。 「自由なお金持ちになりたい」と心底思った。 ・ユダヤ人大富豪の教え基本的には金持ち父さんと一緒。 少々「感動させよう」感が臭かった。 多分自分がそこまで明るい人間じゃ…

あなたがここにいて欲しい

3.あなたがここにいて欲しい 好き度 ★★★★☆ あいかわらず、緻密で、繊細で、絹のような文だった。好きだなぁって思った。 ぐるぐるして、もやもやして、あんまかっこよくなくて、それでも前向きで爽やかな話。 爽やかにいこうぜ、って思った。 内面の真実性に…

月が100回沈めば

2.月が100回沈めば 好き度 ★★★☆☆ 「普通とは何か」を模索する少年の話。 少し展開が遅く感じた。 中盤はおもしろいけど、最初と最後は少し冗長に思った。 キャラも薄く感じた。 以下、ネタバレ 弓の、アンケートに対するスタンスは素敵だと思った。 「だって…

『蒲公英草紙』

1.蒲公英草紙 評価 4 優しい本だった。本当にたんぽぽのようなあたたかくて、品が良い文体で記されていた。 怖い人も意地悪な子もいるけど、村全体を流れる雰囲気は優しかった。と思って穏やかな気持ちで読み進めてたのに、最後の「運命」の章はいっきに読ん…